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麻疹(はしか)予防接種

大人麻疹(はしか)が流行

麻疹(はしか)は一度感染しているか、予防接種でほぼ発症することはありません。大人になってからの麻疹(はしか)の感染は非常に重症になりますので、この大流行をきっかけに、もう一度、麻疹(はしか)の予防接種を受けることをおすすめします。
実は日本は先進国の中で、最悪の麻疹(はしか)流行国・輸出国だと非難され続けているのをご存知でしょうか?先進国では常識の予防接種を2回しなかったために、10年くらいで免疫がなくなって発症するのです。2006年からは2回接種を実施していますが、これは乳幼児対象なので大人は関係ありません。
昔は強制的に麻疹(はしか)の予防接種を実施していましたが、これも1回。そして、今は強制ではなく、あくまで親の判断で接種を受けるという勧奨接種となっています。つまり、予防接種をしている人もワクチンの効果が切れて、10代~20代に流行しているのです。

麻疹(はしか)の恐ろしさ

麻疹(はしか)は、とても感染力の高い急性伝染病です。インフルエンザなどは、飛沫感染だけですが、麻疹(はしか)は空気感染もするので、同じ空間などで爆発的に感染します。
たとえば、10代でしたら、教室をはじめ、体育館で全校集会などがあったら・・・。20代でしたら、満員電車、オフィス、エレベーターなど、特に行動範囲が広いので感染が拡大しやすいのです。
麻疹(はしか)の恐怖は、ウイルスが体の免疫系の中心となるリンパ球などで主に増殖するため、一時的な免疫不全とも言える状態になってしまうことなのです。麻疹(はしか)の約30%に、肺炎や脳炎といった重い合併症を起こすことがあり、これが麻疹(はしか)による死亡の大きな原因となっていて、二大死因と言われています。麻痺など、神経系に重い後遺症が残ることもあるので注意が必要です。

麻疹(はしか)の症状について

麻疹(はしか)の症状は、感染してから発症するまでには10日前後の潜伏期間があります。その後、熱は38度~39度の高熱がでて、せき、くしゃみ、鼻水などのいわゆる風邪と同じ症状があります。数日後、頬の内側に白い斑点ができ、1~2日たつと、頭部から全身へと赤い発疹が広がっていきます。発疹は、皮膚から盛り上がって、複数がくっついた形になるのが特徴です。
大人の場合も、こういった麻疹(はしか)の症状は同じです。高熱やひどいせきに加え、肺炎や肝機能障害を来して、1週間近くもの入院が必要になったりするなど、大人の麻疹(はしか)の症状は大変重症となります。妊娠中の女性では、早産や流産に至った例も報告されています。

料金表

麻疹(はしか)予防接種(税込価格)

麻疹(はしか)予防接種 6,600円
麻疹(はしか)+風疹(ふうしん)予防接種
【MRワクチン】
11,000円

※接種対象:18歳以上(高校卒業以上)
上記予防接種に関しては予約制・料金先払制とさせて頂いてます。まずは、お電話もしくは当院受付までお申出下さい。ご予約後のキャンセルは基本的にできません。またキャンセル後の返金はできませんのでご了承下さい。

マドレクリニック

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